2009年 09月 27日
犬社会
今までピコの事を可哀想だと思った事がない。

以前友人達と集まった時、ある子供がピコの事が怖くて
(基本的に黒くて大きい犬は子供受けが悪い、笑)
真冬にベランダで何時間も待たせた時も
ピコよりその子の方が優先順位が高いんだから当たり前だと思った。
先日、ある犬の歯がピコの耳に当たってしまい流血した時も
犬同士の間で起きた事なんてコレっぽっちも気にならなかった。

が。

昨日は本当に可哀想だった。
というか、可哀想な事をしてしまった。


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友人達が遊びに来た。


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気心知れた学生時代の仲間と過ごす時間は
本当にプライスレス。


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ルンルンと仕込み。


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普段BBQではお肉やお魚を焼いているのだが

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(photo by友人)

今回は全員(私以外)が北米・南米の帰国子女。


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子供も大勢参加、という事でアメリカーンなBBQ。


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(photo by友人)

初の試み。
でもこれが結構イケた♪

またやろう。



3ヶ月の小型犬も遊びに来た。
それはそれは小さくて可愛い女の子。
たちまちみんなの人気者。

当然のごとく犬達(計4頭)がパピーをチェックしにいく。
大型犬はピコだけ。
そして予想通りパピーはでっかいピコにビビりまくる。(笑)

「ピコの事が怖くてふるえてるー!」
「ピコにふんづけられそうー!」
「ピコー、ダメー!」

ピコ、拘束。

自分の家に突然やってきたニューフェイス。
このコは一体何者なのか。
ピコはパピーのお尻のニオイが嗅ぎたかった。
でもチェックしようにも何故か自分だけ遠ざけられて近づけない。
納得いくまで嗅げてないからスキを見てまた近づこうとする。
でもまた叱られて拘束される。

私が年上なんだから私が上で当たり前なのに。
ここは私のテリトリーなんだから私が優先されて当たり前なのに。
なんであのコが私のテリトリーを走り回ってて
私はずっと首根っこつかまれているのか。
なんで私ばっかり叱られるのか。

さぞかし納得いかなかった事だろう。

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もし私が小型犬のパピーの飼い主だったら。
友人宅で複数の犬と遭遇したら。
これは犬社会について学ばせる絶好のチャンスだと思って
迷わず群れの中に放り込む。

もちろん犬たちの性格にもよる。
体格差もあるので当然注意は必要だと思う。
最初は怖くてブルブル震えるかもしれない。
でもそこで手を差し伸べてしまっては元も子もないというか、
「怖い時には誰かが抱っこしてくれる、助けてくれる」
というワガママさを助長させてしまうと思う。
犬との接し方は犬同士で学ばせるべきであり、
本当に怖かったらそのうちお腹を見せて服従するだろう。
へー、こうすれば相手はそれ以上何もしてこないのね。
ふーん、そうなんだー。
ごめんなさーい、えへへー、私が下でーす、こうさーん!

それが犬の社会勉強だと思う。

ちなみにピコは今まで何度も小型犬に服従している。
「小さい=弱いから守らなければ」は人間の赤ちゃんの話。
犬は赤ちゃんではない。

が。

これはあくまでも私の考えで
自分の考えを押しつける事はできない。
そして私がそんな思いを力説したところで所詮私は大型犬の飼い主であり、
実際に怖い思いをしているのはそのパピーであり、
見方によっては単に私がピコを弁護しているようにも思えなくもなく、
結局私は事を丸くおさめたい、ゲストを優先しなければ、
という自分自身の都合やメンツを理由にピコを不必要に叱りまくり、
犬社会ではあり得ない状況を黙認するどころか
率先してそんな状況を作り出し、ピコを悪者に仕立て上げてしまった。

ピコは何一つ悪くなかった。
友人もパピーを飼い始めてからまだ1ヶ月も経っていない。
試行錯誤の毎日なのだから当然のリアクションだった。

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夜が明けてもまだ続く「可哀想」という強い思い。
これは私自身の罪悪感の表れ。

ピコ、本当にごめんなさい。


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by goopicot | 2009-09-27 10:06





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