2010年 08月 21日
営業終了まぎわの獣医。 こんなに空いてるの初めてかも。 というわけで、ピコの今後の治療方針について H院長と話し合ってきた。 結論から言うと。 「抗がん剤投与は行わず、引き続き経過観察」 またです。すみません。 いや、謝る必要ないんだけど、なんとなく。(笑) H院長いわく、生検結果にまず間違いはないらしい。 データ的にはどっからどう見ても悪性組織球性肉腫。 文献上最も有効な治療法は断脚と抗がん剤なので 通常ならそっちの方向で話し合いを進める事になる。 が。 どうもしっくりこない。 この「しっくりこない」という言葉が 今日の話し合いの中で双方で幾度となく連発された。 今までのピコの経過。 今のピコの状態。 我々の気持ち。 全てを考慮した上で、H院長と我々の考えが100%一致した。 いつかは抗がん剤に頼る時期が来るのだろう。 データ上だと、それはまさに今。 一刻も早く。 ピコのデータを見た獣医100人中100人がそう言うのかもしれない。 でも、どうも今じゃない気がする。 これがいわゆる通常の悪性組織球性肉腫だった場合 抗がん剤が遅れればピコにいつ何が起こるかわからない。 そう考えるととっても怖い。 でも。 データよりも文献よりも、 我々飼い主と長年ピコを診てきた腫瘍専門医H院長の 「データはともあれ、どうもしっくりこない」という 一種の感のようなものを信じる事にした。 「まだ獣医学で解明されていない事は沢山ありますから」 H院長、それはスーパーピコ菌の存在です!
by goopicot
| 2010-08-21 22:59
| 犬/健康
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