2010年 09月 28日
以下、本日の話し合いより。 - - - - - - ピコには(この病気には)できるだけ輸血をしない方が良い。 するとしても最低限、ギリギリの線で行う。 輸血はあくまでも薬が効き始めるまでの応急処置。 薬が効いていない状態で数値を上げすぎると ますます血が破壊されてしまってかえって逆効果。 ヘマトクリット15%を切ったら輸血、20%以上に上げる、が目安。 血液は1ヶ月は保存可能と言われているが、ピコの場合は鮮血が好ましい。 教科書的には体重1kgにつき20mlまで採血可能。 10kgの犬で200ml、20kgの犬で400mlまで。 しかしこれはMAX値、実際ここまでやると供血犬がフラフラになる事がある。 病院側としては供血犬に負担のかかる採血は出来るだけ避けたい。(同感) 血が混ざれば混ざるほど今後クロスマッチで合う確立が下がる。 頭数は抑えて1頭からの採血量を増やすのが理想。 同じ600mlなら100ml×6頭よりも200ml×3頭。200ml×3頭よりも300ml×2頭。 300mlを負担なく採血するには25kg以上の大型犬、という計算になる。 40kg級なら鬼に金棒。 年齢はできれば6歳まで。7歳は色々と出てくる年齢なので そのコのためにも出来るだけ避けた方が良い。 輸血はゆっくりと点滴する。1日せいぜい400mlまで。 つまり1日にまとめて血を確保してもどうせ数日に分けて輸血する事になる。 だったらクロスマッチも採血も数日に分けて毎回鮮血を輸血した方が良い。 一度供血した犬でも3〜4週間空ければ再供血は可能。 しかし新しい犬よりマッチする確立が低いので別の犬が好ましい。 - - - - - - なるほどー。 血は一度になるべく沢山あった方がいいのかと思ってた。 以上をふまえて。 これまでの状況とも照らし合わせて私なりに考えてみたところ。 (あくまでも個人的見解、先生には未確認) - - - - - - 今までの血液検査結果を見る限り ピコのヘマトクリットを15%から20%以上に上げるには多分600ml程度の鮮血が必要。 これだけの量を1頭から採血するとそのコに負担がかかりすぎるので避けたい。 が、今後クロスマッチで合わなくなると困るので可能な限り頭数は減らしたい。 すると300ml×2頭(或いは400ml+200ml)という事になる。 輸血が必要かどうかは朝の血液検査の結果によって(9:45〜10:00頃に)決まるが 前日のヘマトクリットを見れば大体の予測はつく。 1日で5%減る事はまず無いとして(どんなに減っても多分3%くらい) たとえば前日が19%なら多分翌日は輸血なし。16%なら可能性大。17%は微妙。 もっとも今後薬が効いてくれば「減り方も減って」くるんだけど。(変な文章) - - - - - - 今後は17%以下に落ちた時点で 翌日あるいは翌々日にご都合のつく大型犬2頭を探そうと思います。 その2頭のワンには朝10時までに輸血の有無をご連絡、 「有り」の場合は診察時間内に病院に来て頂ければと思います。 2頭ともマッチしたらまとめて採血、それを2日に分けてピコに輸血。 この方法ならたとえ1頭しかマッチしなくても 1頭分を輸血している間にもう1頭を探す事ができます。 (現時点では2頭来て2頭ともマッチしないって事はまずないらしいです) なーんて勝手に決めてますが(笑)本当にこれでうまく行くのかしら? また先生に相談してみます。 。。。 。。。 もちろん輸血しなくて済むのが一番なんだけど。 そのうちご連絡を差し上げてしまうかもしれない皆さま。 ご無理のない範囲でご協力頂ければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
by goopicot
| 2010-09-28 00:52
| 犬/健康
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