2006年 08月 16日
覚悟
ここ数日で随分と弱ってしまったグーさん。
なんだか一人で獣医に行くのが怖くて
「グーを持ち上げるための助手」という名目で
6年生の甥っ子に一緒に来てもらった。

「ねー、ガンって手術できないの?薬で治んないの?」
甥っ子が聞いてきた。
近い将来そんな日がやってくるのかもしれない。
でも今、私がグーに出来る事は
少しでも快適に過ごさせてあげる事。

多くを望むつもりはない。
グーが幸せなら、つらくなければ、それでいい。
ガン宣告を受けてからの2ヶ月半の間に
私の中でそれなりの「覚悟」も出来てきた。
信じるのをやめたわけじゃないし
決して諦めたわけでもないけど、
ある程度の「覚悟」をしておかないと
いざ「その時」が来たらきっと自分自身が壊れてしまう。
発狂しないための精神的自己防衛指令が
どうしても脳から出てしまうのだ。

立ったまま食事するのがツラそうになってきた。
今日は1口も自分で食べてくれなかった。
時々ヘンな咳みたいのをするようになってきた。
呼んでも来ない、だるそう、腰がなかなか持ち上がらない。
きっと貧血のせいだ・・・そう自分に言い聞かせながら
甥っ子に「きっとグーさんは治るよ」とウソをついた。
正直、「治る」なんて大それた事は一度も思った事がない。
私が信じている「奇跡」とは、グーが少しでも長く、幸せに、
ガンと仲良く同居する事だから。

「グーちゃん、本当によく頑張っていますね」
今日グーの主治医に言われた。
そっか・・・
ひょっとしたら奇跡はもう起こっているのかもしれないな。
気づいてないだけで。

レントゲンでは肺に転移「らしきもの」が見えた。
転移か、肺炎のなりかけか、そう見えただけか、100%ではないらしい。
ちょっとお薬を変えて、次回またチェックしましょう、とのこと。

咳との関連性を考えると、転移の可能性は高いと思う。
でも、ここまできたら転移だろうがなんだろうがどうでもいい。
繰り返しになるけど、グーがつらくなければそれでいい。
グーが本当につらかったら、「もういいです」と思ったら、
私がどれだけ泣こうが叫ぼうがわめこうが
「その時」はやってきてしまうのだから。

根本的な治療が不可能でも
グーのために出来る事はまだまだある。
まず、貧血を少しでも楽にするために輸血を行う事になった。
とりあえずのところ200〜400ccあれば十分らしいので
先日クロスマッチテストに合格したワンの中から
まずは1頭にお願いする事にした。
明日採血、輸血は多分明後日。

車椅子も作る事にした。
たとえ貧血がよくなったとしても
ここまでガンに食べられてしまった
後ろ足の筋肉(しかも形成不全)は
今後悪化する事はあっても簡単には戻らないだろう。
結局使わなかった、なんて事も十分考えられるけど
「使わなかった」方が「使いたかった」よりずっといい。

抗がんサプリも再開した。
投与していた3週間は腫瘍の大きさが「さほど変わることなく」、
お休みしていた1週間で「悪化してしまった」。
つまり、実は効いていたのではないか?
と私は思っている。
お休みする事なくぶっ続けで飲ませてはいけないのか・・・
ポール先生に聞いてみよう。
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by goopicot | 2006-08-16 23:39





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