2009年 10月 25日
2000年、グーと暮らし始めて間もない頃、 私は”Goo Chan’s Play Room”という親ばかサイトを開設した。 当時はまだブログは存在せず。 BBSでの交流や他のホームページから 大型犬と暮らすにあたっての情報を収集していた。 そんな中、同じようにネットで犬の情報収集していた友人から どうもメルモちゃんという犬のマンションに あのリンリンが住んでいるらしい、という連絡が入った。 リンリンとグーはいわゆる飼育放棄犬で、 同じ保護先で数年間生活を共にしていた。 はじめまして。 実はウチにはお宅のマンションに住むリンリンと同じ Yさん宅から里子でやってきたゴールデンがいます・・・ 的なメールをkurakuraに送ったのが早9年前。 以降、連日のようにメールのやりとりをするようになった。 犬の事、個人的な事、まぁそれはそれはよく喋ったものだ。 初対面の時には既にお互いの事をほとんど知り尽くしていた。 会った事のないとても親しい友人。 最初kurakuraはそんなちょっぴり不思議な存在だった。 (以降、クリックで画像拡大) メルモとグーのはじめまして、の写真。(2000年) ニコタマのガーデンにて。 犬見知りのグーが突然ガウらないといいなぁ、 と少々心配しながら現地に向かったのを覚えている。 でもそんな心配は無用だった。 グーはメルモの事をすぐに受けいれた。 そしてメルモもグーの垂れた唇に顔を近づけて オヤツ味のヨダレをペロペロ舐めたり(笑)、 遊び仲間というよりは熟年夫婦的な 静かで微笑ましい初対面だった。 以降9年間、ダンナのKさんも含めてお互いの家を行き来しながら 家族ぐるみで本当に親しいおつきあいをさせてもらっている。 はじめて海で一緒に遊んだ時の写真。(2001年夏) メルモとグーの大きな共通点、 それは普段はまったり犬なのに水を見た途端に野生に戻る事である。 根っからのスイマーのメルモの泳ぐ姿は実に優雅だった。 2001年に私はピコを家族に迎える事になったが、 フラットを選んだのにもメルモの影響がなかったと言えばウソになる。 ピコとメルモのはじめまして、の写真。(2001年秋) 以降の語り尽くせないほどの思い出の写真をいくつか・・・。 2001年〜2003年 2004年〜2006年 2006年秋にグーが亡くなり、 2007年にずっと行けなかった旅行にダンナと行く事になった時、 ピコは1週間ほどメルモの妹として暮らした。 ↓その時の様子 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 最終日 2007年 元気印のエフも一緒に、いっぱい海で遊んだ年だった。 (飼い主達にとっては、まるで何かに取り憑かれたかのように 無我夢中で犬の曲を作りまくっていた年だった。) 2008年〜2009年 2008年はSUN POIKOの練習やらミーティングやらで メルモと会う回数がとても多かった1年だった。 私にとってメルモと会う事はもはや特別なことではなくなっていた。 可愛くなくなったという事ではない。 むしろその反対で、「人の犬に会う」というよりも いつの間にか「親戚に会う」ような感覚に変わっていった。 そして2009年、秋。 メルモはお星様になってしまった。 - - - - - - - - - - - - - メルモの体はなくなってしまったけれど メルモが与えてくれたもの、残してくれたものを これからも大切にしていこうと思います。 メルモ、本当にありがとう。
by goopicot
| 2009-10-25 16:28
| 犬/思い出
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