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2011年 05月 11日
あの頃を振り返って
まさか自分の犬が2頭とも輸血が必要になるなんて思っていませんでした。

いざそうなってみると連日の獣医通いや看病による疲れで
(もっともその時はナチュラルハイな戦闘モードなので疲れは感じない)
思うように頭が回らず、半年以上経った今頃になって
「あの時もう少し賢くスマートに事を運べなかったものか」と反省しています。

グーもピコも本当に沢山の方に助けて頂きました。
すぐ駆けつけてくれた友人達。
会った事もない犬のために遠方から渋滞に巻き込まれながら
激混みの待合室で根気よく笑顔で待ってくださった方々。

人間ならあり得ない事です。
犬だからです。
皆さん損得感情など一切抜きで
純粋に「犬の力になりたい」という一心で駆けつけてくださるのです。

犬は自分がピュアなだけでなく
人間の心までピュアにしてしまう不思議な力を持っているのですね。

数々の輸血経験(もらうの専門、汗っ)を経て
私もいつかそんな困った犬の役に立ちたいと強く願うようになりました。

しかし現在ウチには犬がいません。
どんなに供血したくてもできません。

グーピコの時に「健康状態が良くなくてごめんなさい」「老犬でごめんなさい」
という謝罪のご連絡をたくさん頂きました。
どうして謝るのか。。。あ〜そういう事か。。。
自分がその立場になってようやくわかりました。
今の私がまさにお役に立てず申し訳ない気持ちで一杯だからです。

輸血に関して、治療に関して、考え方は人それぞれです。
でも私は犬の回復を信じ、自問自動を繰り返し、
一喜一憂しながら闘っている飼い主さんは100%応援したい。

この場を借りてグーピコに供血してくださったワンちゃんと飼い主さん、
供血を申し出てくださった方々、応援してくださった全ての方々に
あらためてお礼申し上げます。

供血・輸血に関して私なりに経験し感じた現状と問題点を
ゆっくりまとめてみようかと思います。(もらうの専門の立場で、汗っ)
by goopicot | 2011-05-11 16:40 | 犬/思い出





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